根管治療とはどんな治療であるのか

虫歯の進行が酷い時には、神経にまで達している事があります。虫歯部分を削り取るだけでは問題が解消できないので、虫歯に侵された神経も取り除かなければなりません。歯医者によるその一連の作業は根幹治療と呼ばれています。歯科による根幹治療の第一段階は、唾液に含まれている雑菌が神経に入らないようにする事です。そのために歯医者はラバーダムやズーと呼ばれる薬品を歯の根に注入していきます。事前準備が整ったら歯科は第二段階へ入ります。それは前述した神経を取り除く作業です。根幹治療の期間に違いがある理由は、神経の数や形が個人差があるからです。神経の取残しがある事は許されないので、歯科は時間をかけて1つ1つ取り除いていきます。神経を取り除いた後、新たに薬品を詰めなければなりません。第三段階は薬品投与の前の消毒です。そして消毒を同じタイミングで行われる事があります。それは薬品を投入する部分の形を整える事です。神経を取り除いた状態の管は、何もしないと薬品が上手く収まりません。だから人の手で細かく調整していく必要があります。消毒と調整の作業が完了したら次は薬品の投入です。薬品はガッタパーチャと呼ばれるもので、ゴムのような性質を持っています。ガッタパーチャを敷き詰めると神経がない部分に雑菌が入らなくなるので、再感染のリスクが激減するのです。そして最後に歯医者はレントゲンで確認します。以上の様に根幹治療は主に5つの手順で構成されているという事です。

2016.10.15
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