歯科衛生士が治療できる範囲

歯医者で働いているスタッフは、2種類のタイプに分かれています。具体的には医師と衛生士です。どちらも資格を持っていることは共通していますが、治療の権限には大きな差があります。実際に治療を行う医師と比べると、衛生士の持つ権限は微々たるものです。だから、歯医者という言葉が指しているのは医師であることが多いと言われています。衛生士が行う主な業務は、歯医者のサポートです。
しかし、衛生士が全く治療を行わないわけではありません。場合によっては治療に携わることがあります。歯科で行える仕事は限られていますが、歯科衛生士も治療サービスで活躍できることがあるのです。その治療とはレジン充填です。虫歯治療では問題の部分を機械で削り取ってから、詰め物で補わなければなりません。詰め物として用いられる素材は銀が多いですが、代わりに別の物が利用されることもあります。その1つがレジンという樹脂を元にしている素材です。レジンを詰め物に利用する場合には、衛生士が治療に参加することができます。ただし、レジンを詰める以外の作業に携わることはできません。例えば、歯を削ることや診断行為は、レジン充填をするとしても衛生士は行えないのです。
以上の様に、歯科で開催されている歯磨き講座や他のスタッフのサポートが、衛生士の仕事の中心になっています。ですが、全く治療に参加できないわけではありません。衛生士でもできる治療を任せることで、他のスタッフの負担を軽くすることができます。

2016.11.18
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