セラミック治療は保険でもできるのか

セラミック治療は、歯科での自費治療の対象となります。セラミックとはポーセレンで簡単に言うと磁器素材です。審美性に優れており、自然な歯と外観は同じです。前歯にセラミックを入れる人が多いです。芸能人でも、前歯をセラミックに変えているかたが結構います。ハリウッドスターでも前歯のセラミック治療をした人はかなりの数です。前歯のむし歯以外にも、色が悪い、形が悪い、大きさが左右違う、事故で欠けたなど、様々な理由でセラミックを希望する方が歯科医院を訪れています。
セラミックの治療とは何か説明します。
まず、歯医者が悪くなった歯を削り、歯の支台形成をします。その後、歯医者が歯の印象を取り、技工所に送ります。歯医者の指示に従って、歯科技工士がセラミックのクラウンを作製します。
主にセラミックは前歯や犬歯、小臼歯などの治療に使われます。大臼歯にも入れることは可能ですが、大臼歯は咬合の際、大きな力が加わる部位なので、オールセラミックより、他のクラウンの方が向いているようです。どうしてもセラミックを大臼歯に装着したい方は歯医者に相談するとよいでしょう。
保険ではレジンと言われる硬化プラスティックでしか白いクラウンは入れられません。劣化したり、長年にわたり着色するデメリットがあります。
歯科の保険診療で使える材料は制限があって、残念なことにセラミックは保険外の材料となっています。
セラミックは、歯医者と値段や治療についてよく相談して治療に望むことをお薦めします。

2016.10.03
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