歯周炎の原因とは

歯科をを訪れ、歯医者さんに具合の悪い歯を診てもらう患者さんの中には、歯周病で悩む方々も大勢いらっしゃいます。歯周病とは、歯が口内の細菌感染で炎症を引き起こされてしまった状態のことを言います。さらに、次に挙げるような特徴によって、歯医者から「歯周炎」と診察されるケースもあります。その特徴とは、
・歯肉が赤紫色であること
・歯肉が歯周病よりも腫れていること
・歯磨きの際、出血や膿が出ること
・歯間が広がってしまい、食べ物が詰るなど、不具合が見られること
・歯肉が衰え、歯が長く見えてしまっていること
・歯周ポケットが深く、歯槽骨が溶けてしまっていること
などです。では、この歯周炎とはいったいどんな歯の病気なのでしょうか。歯周炎は歯周病の一つで、歯肉炎がよりひどくなった状態であり、歯根膜や歯槽骨にまで炎症が進行してしまった病気のことを指します。歯周炎も初めのうちは歯肉炎といっしょで症状も軽く、場合によっては無症状です。かなり悪くなってから歯科へ行き、歯医者さんに相談される方が多いのですが、手遅れと判断されると抜歯しなくてはならないため、歯科へは定期的に行くようにした方がよいでしょう。では、歯周炎はどのような原因で発症してしまうのでしょうか。
歯周炎は、炎症で歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎の溝が深くなってしまい、歯垢であるプラークや歯石が溜まってしまうことで、より歯周病菌が繁殖し、歯槽骨や歯根膜が破壊されてしまうことにより発症してしまいます。しかし、そもそも日常生活において、食生活や喫煙習慣などがこうした病気と密接に関係しているため、医師への相談ばかりでなく、生活習慣の見直しが歯周炎予防になるとも言えます。

2016.11.03
みずほデンタルクリニック
〒920-0348
金沢市松村3丁目453 map
インプラント
審美歯科
  • インプラント症例
  • 審美歯科症例