歯周病と全身疾患との関連性

最近歯周病が、全身疾患と深いかかわりあいがあると歯科医の間で評判になり、歯科に興味のある方は、そのメカニズムについて、歯科医から、説明を受ける方が増えています。
どのように病が発生するかというと、歯周病による、歯周病原因性細菌により、歯周組織に炎症を起こして、深い歯周ポケットが形成されるとうになります。
このような状態になると、歯周ポケットから、歯肉の血管を通じて、血液の内部に、細菌が流れ込んでしまいます。この細菌が血液の流れと共に、全身の臓器や組織に悪い影響を与えて、体の各部に疾患を生じてしまうのです。
では、どのような全身疾患を患うのかというと、歯科医によれば、死に至る恐ろしい病気の1つとして、「冠状動脈性心疾患」をあげています。これは、心臓に血液を供給する冠状動脈の血液の流れが悪くなり、心臓に障害がおこる病気のことです。心筋梗塞や狭心症などの恐ろしい病を発症する場合もあります。
またその他にも、糖尿病や、骨粗鬆症、誤飲性肺炎などの病気も歯科の歯周病が原因で発症する全身疾患と認識されています。
特に糖尿病に関しては、歯科医によると、歯周病の炎症により、生成されるサイトカインが血糖値を低下させる作用のあるインスリンの効果を低下させる作用があるので、合併症には十分な注意が必要である、と注意を呼びかけています。
この他にも、様々な歯科の研究結果により、歯周病が多くの疾患に影響を及ぼして入る事が明らかになっています。

2016.11.29
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