左上奥歯のインプラント治療 (上顎洞底挙上術を併用)
術前の状態です。左上の奥歯は欠損しているため手前の銀歯とつながっており、浮いた状態になっています。欠損部にインプラントを3本予定していましたが、骨の高さが最小部位で1mmしかなかったため、インプラント埋入前に、上顎洞底挙上術を行いました。
上部構造装着後2年の状態です。特にトラブルもなく、機能しています。インプラント周囲炎予防のため、遊離歯肉移植術まで行うほうが望ましい症例でした。若干歯肉の退縮がみられます。
左は初診時のレントゲンです。左上奥歯2本が歯根破折のため抜歯となりました。上顎洞底挙上術により造骨した骨内にインプラントが埋入されています。十分なボリュームの骨ができました。
2016.08.01